パキポディウム・グラキリス(Pachypodium roslatum ssp. gracilius)のベアルート株。
水挿しというか水耕栽培により発根確認→用土で発根管理していました。
根は発生したのか…?(゚o゚;;
※前回記事はこちら
グラキリス発根状況の確認
これまで、用土表面が乾いたら鉢(アクリルカップ)から水が流れる程度灌水を続けてました。
鉢自体が小さいので3日程度で乾いちゃいます。
葉はしっかりと伸びてきてます。
側面から観察すると…。
…お?
おおお?
生えてるわーーーー(((o(*゚▽゚*)o)))
根です根!
これを確認するためにわざわざ透明な鉢を生み出したのです(°▽°)
もし全然根が回ってこなければ次の手が打てます。
ここまで生えればもはや透明カップである必要がありません。
グラキリス発根からの植え替え
さあさあ、どこまで根は生えてるんでしょう(((o(*゚▽゚*)o)))
透明カップのメリットは、用土内を観察できることのみ。そもそも根っこは光に当たることは想定してないのです。明るいとこキライ( ´Д`)y━・~~
どこまで根が回ってるかまでは分からないので、慎重に掘り出しました。用土で根が擦れて傷ついてしまったら一大事。
グラキ掘り。
想定以上に根が発生していました(°▽°)
当初発根を確認していた箇所の根が伸びているだけでなく、用土に埋めてから新たにいくつか発根したようです。
ちなみに根についている土は無理に落としたりしません。用土が悪くなっていたりすると優しく洗い落としたりしますが、それはそれで根にダメージを与えるため、必要なければ落としき必要もないです。
グラキリスの鉢植えへ
グラキリス用土準備
今回用意しました用土はいつもと変わりありません。
- 赤玉土
- 鹿沼土
- 日向土
- ゼオライト
これに少しマグアンプを混ぜ込んでいます。
用土は事前にふるいにかけて微塵抜きをしています。だいたい5mm程度の粒以外は除去(°▽°) 微塵が入ったままでは水が抜けないので。
微塵抜きは死ぬほど大切です。
ネットでグラキリスの水やりを調べると、すべからず「成長期はジャージャー、休眠期は控えて」的なニュアンスで書かれています。でもこれは用土がちゃんとしてれば。
微塵だらけだと水捌け悪くて常に湿った状態になってしまいます。
ジャージャー与えてすぐに水が切れない、水やりの間隔をだいぶ空けたのにまだ中は乾いてなかった…なんてことを防ぐために、めんどくさいけど微塵抜きは必須です!
グラキリス鉢の準備
鉢に、鉢底ネット→軽石→用土を鉢の半分くらいまで投入。
そこで一度鉢の上からザバザバと水をかけます。ふるいにかけた時点でもう微塵はないはずですが一応(^◇^;) 鉢底からの出てくる水は一瞬土色のものが出てきますが、キレイに微塵抜きできてればすぐに透明な水に変わります。
グラキリスを植え込む
そこからグラキリスの植え込み作業。
根を用土に押し付けてしまうと傷ついてしまったりするので、角度を決めて根が用土に触れるくらいで宙に固定。利き手と反対側の手で。動かさぬように。
そこから利き手で用土をパラパラと投下。
利き手と言ってもそこはやりやすい方で(笑)
ここで隙間ができるとその後の成長に影響出るので、少し用土をパラパラしたら鉢の側面をトントン。トントン叩くことで土が詰まってきます。
ここでも動かさぬように!
ドンドンはしないでね。
ある程度用土をパラパラトントンすると、グラキリスの株から手を離しても固定されてきます。そこからさらに少しずつ用土を入れる→トントンを繰り返していきます。
十分に用土が入ったら、さらに水をかけて(株にはあまりかからないように)あげて、株や用土が動かないか確認。鉢から流れる水が透明になるまで水をかけます。
グラキリス植え替え完成形
で、完成。
鉢の中心から外したのは、根が少し斜め方向から出てきたので、中心に植えてしまうと鉢の側面と根が干渉してしまうから(^◇^;)
ここから少し安定するまでは屋内で管理して、徐々に日の光に当ててきたいとおもいます(°▽°)
グラキリスの発根管理開始から植え替えまでのまとめ
- 07月05日 水耕での発根管理開始
- 07月15日 水耕での発芽確認
- 07月16日 用土へ(透明カップ)
- 08月02日 根の伸長確認
こうして見ると1ヶ月足らずで根が育ったので十分成功したと言えそうです(°▽°)
今後、他の株についても水耕管理の報告してきたいと思います!
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