水挿しというか水耕栽培で発根を確認できたパキポディウム・グラキリス(Pachypodium roslatum ssp. gracilius)。
もしかしたらベアルート株の状態がものすごい良かっただけなのかもしれない…。他の株でも効果あるのか試してみる必要があります(`・∀・´)
今回発根管理するグラキリス
前回発根管理したグラキリスは、直径6cm強のコンパクトサイズ。
今回は直結8cm弱の少しだけサイズアップした株を用意。
丸々として枝もキレイな三又。硬さも十分で、パッと見健康な株。
1枚だけ申し訳なさそうに葉が付いてます。
ですが、ポッカリとえぐられた痕がある株。病気などをえぐりとったのでしょうか…。その痕は乾き切っていたので、現地で採取した際に何かを切り取ったとしか分かりません。
今回あえてダメージがあるこの株の発根管理をしていきます。
果たして根は出るのでしょうか…?
フカフカやペコペコになってしまった株はまた別な機会に。
グラキリス発根管理の前処理
硫黄を洗い落とす
ベットリと硫黄が塗られているので、まずはぬるま湯で洗い流してあげます。
すぐに溶けるので、水を付けながら指の腹で擦ればすぐに落ちます。
少しだけカット
そして…元々根が生えていたであろう場所を少しだけカット。
植物も傷ができるとその部分を保護・リカバリしようとします。その働きで発根が誘発されることが狙い。狙い撃ちです✌︎(‘ω’✌︎ )
主根だった箇所に加えて、脇のチョロっとした部分もカット。
カットしてすぐに水々しい切り口に。この株も内部の状態は良さそうです。(良いことではあるんですけど、「検証」という観点ではどうでしょうか)
まずはオキシベロンへグラキリスを浸ける
今回は株が少し大きいのでそれに伴い容器も前回より一回り大きいものに。
水120mlに対し、オキシベロンを3ml投入。用土に挿し木しての発根管理ではないので、もうオキシベロン一択です。
このまま8時間、グラキリスの下部を浸けます。
グラキリスのラピッドスタート漬け
オキシベロン浸けの8時間完了後、少し流水でオキシベロンを流してあげます。
そこからラピッドスタート。
110mlの水に対し、ラピッドスタートを2滴程。カポっと容器に嵌りました。
当面はこの濃度のラピッドスタート水で様子を見ていきたいと思います。
ライトはスマートプラグを使って16時間/日時間の照射とします。
気温高く平均30℃の環境のため、水換えは1〜2日に1回のペースで行う予定。
はてさて、発根するでしょうか?
コメント