ディオスコレア・エレファンティペス ‘アフリカ亀甲竜‘(Dioscorea elephantipes(※))の実生記録。
播種から1ヶ月半くらいの記録。
※ Testudinaria elephantipesとも呼ばれているようです。
播種(2021/04/20)
輸入した種子を9粒ほど蒔いてみました。
成長タイプは冬型のようですが、気にせずこの時期に蒔いてみました(笑)
好光性種子なのか嫌光性種子なのか分からず、覆土なしで播種ってみました。
それにしても不思議な種です。ヒラヒラ薄い羽が付いています。昆虫の羽みたい。
羽ごと一晩メネデールにドボンしてから播種
発芽(2021/05/04)
動き出すのに10日以上掛かりましたが、何気に5粒発芽しました。
カタツムリの目みたいな芽ですね(゚o゚;;
全て、種子の本体となる丸い部分と羽の間くらいから目が出てきています。
16日目(2021/05/06)
ひょろひょろと芽が伸びてきました。
一気に伸びましたが、かなり茎が細い(゚o゚;; 倒れてしまいそうです…。
ちなみにみんなLED照明に向かって曲がり気味で伸びています(笑)
21日目(2021/05/11)
可愛らしい葉を展開しました。
にしても茎が長い(笑) ただ、茎が細いだけじゃなく葉も薄くて軽そうなので、支えなくても耐えられそうです。
この頃には茎が伸び過ぎたので、蓋付きのケースは卒業しました。腰水は継続しています。
こんなにひょろひょろなのに、将来ホントに立派な塊根に育ってくれるのでしょうか??
ちなみに右上の鉢はグラキリスです。
よろしければこちらもどうぞ→グラキリス実生記録①
28日目(2021/05/18)
順調に?育ってるのでしょうか。
いつの間にか7粒発芽してたのですね(笑)
ひょろひょろは変わらずです。ツルを巻きつける特性があるので、当然といえば当然ですよね。
38日目(2021/05/28)
葉が一回り大きくなりました。
しかし一つ、遅く発芽した子が葉を展開できずに変色してしまいました…。明らかに萎んでしまっています。
43日目(2021/06/02)
他の植物を撮っていると、あまり位置に変化は無いので違いが分かり易いのですが、亀甲竜は頼る支柱がないと成長に従って、あっちこっちに動いてますね(笑)
葉を展開できなかった子は変色していても、なんとか葉を展開しました。
しかし、右側の子は葉が焼けているようです…。
この狭いスペースで、照明からの距離も他の個体とさほど変わらないはず。何が違うのでしょう…(´;Д;`)
48日目(2021/06/07)
日に日に葉の大きさが変わっていきます(°▽°)
ひょろひょろな茎とは裏腹に葉の動きが激しいような気がします。
亀甲竜と言えば、亀の甲羅みたいな塊根に目を引かれますが、一応少しだけ、塊根っぽくなってきたようです。
播種から1ヶ月半まとめ
ディオスコレア・エレファンティペス'亀甲竜'の実生1ヶ月半のまとめ。
- 発芽率78%(7/9)
- 生存率78%(7/9)
- 2週間程度で発芽
- 発芽してしまえば高湿度でなくても良し
- 播種から1ヶ月半でベビー塊根誕生
独特の塊根には程遠いですが、今後の成長が楽しみです!
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