植物が求める気温
植物が順調に成長するためには、その植物に適した環境である必要があります。
日本で自生している植物でも、沖縄の植物を北海道の屋外で育てようとしても夏はいいかもしれませんが、確実に冬は越せないのは想像に容易いですよね。
冬に落葉しても春に復活することもありますが、自生地と気候が決定的に異なる場合、まず間違いなく枯れてしまいます。
植物が環境に求める条件はもちろん気温だけではありません。
- 気温(平均、最大、最低)
- 湿度
- 日照時間
- 降雨量
- 風
- 土壌
などなど。
たくさんの要因が絡み合って生育しています。
育てる植物に適した環境を整えてあげることで、トラブル少なく植物を育てられるのです。
温度管理の手段
当ページでは、環境要因の中の「気温」にスポットを当てたいと思います。
植物が求める気温を提供してあげるために屋内で管理することを考えると、さまざまな手段が考えられます。
寒い時
耐寒性の高い植物を除けば、加温してあげる必要があります。
屋内で管理することを考えると、屋外よりは暖かいはずです。
窓際から離して置けば十分なのであればよいのですが、夜には暖房を止めてしまうと必要な気温が確保できない場合もあります。
実生しようとすると、20℃以上キープする必要があったりしますし。
- 小型温室&園芸用ヒーター
- 小型温室&爬虫類用パネルヒーター
- 夜だけ発泡スチロール&湯たんぽ
- そもそも部屋ごと24時間エアコン
色々やり方があります。
私も寒いのは苦手です。人用だと最近電熱ベストとか便利ですよね(*´Д`*)
暑い時
気温だけを考えれば、日本の夏は気温だけを考えれば屋外で何もしなくてよいと考えています。
が、日本の夏って湿度高いんですよ。
それが悪影響な場合もあるので屋内で管理したい時期もあります。
そうすると…外出中にエアコン停止中の屋内…思い出したくない気温になりますね(^◇^;)
寒い時期とは異なり、夏に温度管理するのはエアコン一択です(笑)
サーキュレーターで節約するくらいでしょうか(゚o゚;;
本当に温度管理できてる…?
寒い時期にせよ、暑い時期にせよ、一日中植物と共に室温を感じ、管理し続ける訳にはいきません。
温湿度計はありますが、それも直接見ないと今何℃なのか分かりませんし…。
真夏の外出中、真冬の就寝中、植物を置いているところが何℃なのかわからないですよね
WiFi温度計で常時監視
温湿度計が常時ログ(記録)を取ってくれて、あわよくばどこでもそれを確認できればいいのです。
今は普通にそう言うの売ってます。
Govee WiFi温度計。
実際画面はもっとハッキリ見えますが、バックライト付いてる訳ではないため、光量足りないところで見るとこんな感じになります(^◇^;)
この温室時計、Bluetoothでの接続も可能ですが、WiFi接続もできます。
そして専用のアプリも公開されており、温度・湿度を外出先からでも確認することができます。
現在の状況を確認できることのほか、温度・湿度の状態をロギングしているため、その推移を確認することもできます。
過去1ヶ月の状態ですが、屋内で管理しているのに思った以上に安定していませんでした。
これを基に環境を工夫することもできそうです。
そしてこのデバイスのいいところは、電源が乾電池というところです。
植物置く場所なので配線が必要だとごちゃごちゃになってしまいますが、乾電池ならスッキリと置くことができます。
屋外にハウスとかある方でも、WiFiさえ届くならば利用価値がありそうです。
※パネルヒーターなどを使って温度管理する方法はこちら。
以上、今回は植物が求める「気温」の管理に便利なデバイスの紹介でした。
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