コーデックス(塊根植物)、多肉植物の水やりの頻度
一口にコーデックス(塊根植物)、多肉植物と言ってもたくさんの種類がありますが、基本的にみんな乾燥気味が好み。そもそもが乾燥に耐えられるように進化?してきたからのフォルムであって、水やりは一般的に次のように行うよう言われています。
生育期
- 用土が乾いたら水やり
- 鉢底から水が流れ出るくらいの量
- 鉢受け皿の水は捨てる(蒸れる)
休眠期
- 葉が落ちてきたら月に1〜2回程度に減らしていく
- 葉がなくなったら水やりしない
コーデックス(塊根植物)、多肉植物の「乾燥気味」ってどうやって判断する?
休眠期はおおよその期間で判断するのでよいのですが、生育期の「乾いてきたら」ってどうやって判断したらいいでしょう。
- 用土表面の乾き具合から判断する
- 乾いた時の重さから判断する
- 竹串を挿して判断する
用土表面の乾き具合から判断する
用土の表面の見た目だけで判断する方法。
※用土が乾いてる時と濡れている時の見た目の違いはこちらを参照。
ただ表面だけで判断することになるので、けっこう怪しいです。見た目乾いていても、土の中は湿っているなんてことも。
表面が乾いてから○日経ったから…とか経験則が入ってきます。
気温や風によってま乾く速度違うんだけど…
乾いた時の重さから判断する
用土が乾いてる時の重さを覚えておき、その重さくらいになったら水やりをします。
計りとかで重さを数値として確認することができるのですが、植物自体も成長して重くもなるので正確性にはイマイチ。
また管理している鉢が増えてくると手間でやってられない(笑)
成長が遅い植物なら暫定的な対応になります。
竹串を挿して判断する
竹串を用土に挿して、抜いた時にどのくらい土が付いてくるかで用土内の湿り具合を確認する方法。
ジャガイモも煮たり蒸したりする時に火が通ってるか確認するのと理屈は同じ。
土が湿ってると竹串は汚れるので視覚的に判断できます(°▽°)
用土の表面が乾いてきた鉢に竹串を挿して確認するのが良いです。
が、竹串をブスっと挿すので、根を傷付ける可能性もありますし、用土表面に粒の細かい化粧砂とかを敷いていると、竹串抜くときに用土の奥へ落ちていったりという難点も。
家庭用水分計SUSTEE(サスティー)
用土の乾き具合を判断する方法は色々ありますが、さらに判断の確実性を高めるには専用の商品を使った方がいいです。
鉢に挿しておくだけで、水分量を視覚的に確認できるSUSTEE(サスティー)。
※公式サイト: https://sustee.jp
鉢に挿しておくだけで用土内の水分量を「色」で知らせてくれるので乾いたことを一目で判断することができ、何度も抜き差しする必要もないので手間も省けます(°▽°)
SUSTEEは使用する鉢のサイズに合わせて3つのサイズから選択できます。
サイズ | 適合する鉢 | SUSTEE長さ |
S | 2〜3号鉢(直径6〜9cm) | 120mm |
M | 3.5〜6号鉢(直径10.5〜18cm) | 180mm |
L | 6〜12号鉢(直径18〜36cm) | 255mm |
※幅10mm、奥行き8mmは各サイズ共通
耐用期間を過ぎると交換が必要になりますが、交換用のリフィルも販売されているので高価な植物を枯らしてしまうことに比べれば費用対効果は抜群ではないでしょうか。(交換用リフィルもサイズ別なので注意)
土の種類 | 交換時期の目安 |
有機培養土 | 約6〜9ヶ月 |
無機培養土 | 約9ヶ月〜1年 |
ハイドロカルチャー | 約1〜2年 |
水苔、バーク | 約1〜2年 |
ピートモス | 約1年 |
SUSTEE(サスティー)をパキポディウムにセット
ということで、先日発根したパキポくんにSUSTEEをセット。
ブスっと。
なんだか植物栄養剤みたいになっちゃいましたがよしとしましょう(°▽°)
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