ユーフォルビア・オベサ(Euphorbia obesa)の実生記録。
播種からだいたい3ヶ月。
どうでもいいんですが、ユーフォルビアはトウダイグサ科に属しています。
最初海を照らす灯台かと思ったんですが燈台なんだそう。油を皿に入れてそこで火を灯す際に使う台のことですね。
名前の由来とかを調べるのもまた楽しいものです(°▽°)
※植物の命名などはこちら。
オベサ播種(2021/07/29)
オベサの種子を10粒ほど入手。
種子は小さく1mmないくらい。
一晩メネデールに浸けて播種。
小さくて分かりづらいですが、表面に蒔いてます。
でもいくら屋内とはいえ、真夏のこんな時期に蒔くもんじゃないです。蒸れて上手く育たなかったり…でも蒔きたくなるんです_:(´ཀ`」 ∠):
少しでも蒸れにくくなるようにと、蓋付きのケースでなくラップで保湿。
オベサ4日目(2021/08/02)
4日で発芽。
成長した時の姿からは想像できないくらいひょろっとした芽です(°▽°)
普段人がいない部屋ですが弱ーくエアコンかけてるので、この時の平均気温は28℃強。
オベサ6日目(2021/08/04)
3個目発芽…と一瞬思ったんですが、よく見るとなんか違う(゚o゚;;
どうしても用土になんかの種が紛れ込んでるので、たまに見知らぬ草が生えてくることがあります(笑)
オベサ11日目(2021/08/09)
今度こそ3個目発芽。
播種から10日も経ちました。
10日経って…最初に発芽した2個が大変なことになりました(笑)
オベサってこんな伸びるんでしたっけ?(笑)
徒長…ね。
オベサ17日目(2021/08/15)
長さを伸ばすことは一旦やめたようです(笑)
その代わり双葉の間に変化が。
オベサの本体になる部分。
このまま成長したら確実に倒れてしまう…。
オベサ29日目(2021/08/27)
また長くなってしまいました…。
ここまで伸びると逆にもうこのままでいいやと思ってしまいます。
徒長だとは思うんですが、ほとんど同じ位置にある画像下側の株は丈もそれほど伸びずに本体がちゃんと育ってます。
個体差というにはあまりにも違い過ぎ。
というか他の7粒はどうした?
オベサ38日目(2021/09/05)
あぁだからユーフォルビアってトウダイグサって言うんだ的なフォルムになりました。
燈台じゃなくて灯台っぽい
いやもうどうしましょう。
植え替えの時茎を深く埋めてみるってのもありますが腐りそう…。
オベサ49日目(2021/09/16)
日に日に右へ行ったり左へ行ったりとグラグラ。
他の種子はもう諦めて、植え替えたいと思います。
画像下側のだけはずいぶん立派な姿。
植え替えたんですが…1番伸びてしまった株は長過ぎて深く植えてもやる気ない感が半端ない姿に(´;Д;`)
こいつは有望株。
オベサ59日目(2021/09/26)
植え替え後へたることもなく元気そうです。
深めに茎を埋めた株も調子は良さそう。
結論。
茎は埋めてもいい。
この株はトゲトゲ感が少なくて、上部だけ見ればオベサって雰囲気はあります。
こちらの株はゴツゴツ感がすごいです。
双葉以外、上の株と違う種類みたい。
…?(*´-`)
エアープランツばりの垂れ具合。
このまま先端だけ成長したら鎖付きの鉄球になるんでしょうか。
オベサ88日目(2021/10/25)
種子を蒔いてからもう3ヶ月です。
どんどん丸みを帯びてきました。
もう少し深く植え込んであげれば良かったですが…。
もっと本体に体力付いたら切り戻しが必要そうです。
こちらも丸みを帯びてきましたが、ゴツゴツ感も増した感じがあります。
トゲトゲもそうですが、スジというか溝がしっかり入ってます。
…(*´Д`*)
もう起き上がることはないでしょう。
青々とはしてるんですけどね。
仕方ないのでなんとか深く植え込んであげる予定。
気温下がってきてしまったので、この時期に植え替えるのもどうかとは思いますが、このままでいいわけがない(笑)
ユーフォルビア・オベサ播種から3ヶ月まとめ
- 発芽率30%(3/10)
- 生存率30%(3/10)
- 茎が間延びしたら土の中に埋め込んでも大丈夫そう
植物の種類や種子の状態にも左右されると思いますが、真夏の時期の腰水での播種はどれもあまり発芽率がよくない気がします。
蒸れちゃうんでしょうね。
どうしても夏に播種するなら、湿度管理には気をつけた方が良さそうです。
日本の夏はもともと湿度が高いので、部屋によっては除湿器で調整も必要になってきます。
サーキュレーター付きのを用意できるとスペース的にも節約できて便利ですよ(°▽°)
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