アクアリウムで使うフィルター。
皆さんは何を使ってますか?
水草メインにするのか生体メインにするのか、どんな生体を育てるのかで、ベストなフィルターを選択する必要があります。
ここでは外部式フィルターのテトラ バリューAXパワーフィルターを紹介したいと思います。
そもそも外部式フィルターとはなんだ?
外部式という名のとおり、濾過層を外部(水槽の外)に設けるタイプのフィルターのこと。
これには次のようなメリットが。
濾過層を水槽の外に設けるため、他のタイプのフィルターよりも大きな濾過層にすることができます。
濾過層の大きさは濾過能力に直結します。
濾過層を外部に置くので水槽の中や上部がすっきりします。
長さのあるホースで接続すれば、濾過層を隠すことも。
排水位置を調整できるので、水槽の水の中に排水ホースを配置すれば水面の揺れを最小限にすることができます。
CO2を添加している場合、水面に水が当たって揺れが起きるとせっかくの二酸化炭素が逃げてしまいます。
水槽のサイズにより、当然ですが入れることができる水の量も制限があります。
水の量が多いほど、水質の変化を抑えることができますが、逆に水の量が少ないとちょっとしたことで水質が変化してしまいます。
外部式フィルターは濾過槽が大きい→その分水も追加する必要がある→結果的に全体の水量が増えることになるため、水質の安定に有効に働きます。
外部式フィルターのスタンダード→エーハイム
外部式フィルターと言えばエーハイムが筆頭製品。
うちでもエーハイム クラシックフィルター 2213が稼働中です。
高い濾過能力、部品の入手のしやすさ、耐久性どれをとっても優秀な製品。
外部式フィルターならエーハイムを買っておけば間違いはないでしょう。

ならエーハイムの外部式フィルター買えばいいのになんでテトラ??
なぜテトラを選択肢にするのか
今回対象にしていたのは25cmキューブ水槽。
ちっこい水槽です。
ちっこいんですが、濾過能力はそこそこ欲しかったので、GEXのでかい外掛けフィルターに濾過材を追加して使ってたんですが…いかんせん可動音が大きい…。
可動音が小さいのも外部式フィルターのメリット。
ちっこい水槽合う外部式フィルターが欲しくなったんです。
そこでまずはエーハイムの小型水槽用の外部式フィルターを検討。
もちろんあるんですよ。
エーハイムにも小型水槽用の外部式フィルター。
でも…水槽の横に置くのが前提のフィルター。
しかも構造上枠あり水槽には使えないフィルター。



この2点で却下
水槽は枠があったっていいじゃないかと思う派です。
そこで目を付けたのがテトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30でした。
テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30のスペック
テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30の製品仕様は以下のようになっています。
本体寸法 | 幅92mm×高さ200mm×奥行148mm |
適合水槽 | 40cm以下 |
モーター流量(50Hz) | 約230ℓ/時 |
モーター流量(60Hz) | 約288ℓ/時 |
濾過槽容量 | 約1ℓ |
設置可能高さ | 水槽水面とフィルター底面の高低差40cm以内(水槽水面より下に設置) |
実売価格 | 3,000〜4,000円 |
呼び水 | 不要 |
本体寸法がコンパクトなので濾過層の容量も約1ℓと小さめですが、それでも外掛式フィルターと比べると雲泥のがあります。
また、呼び水不要なので、排水側を口で吸って…とかの作業をしなくていいので楽ちんです。



水槽の水を思いっきり吸っちゃうのはみんなが通る道
そして何より実売価格が安い。
これに尽きたりします(^◇^;)
テトラ バリューAXパワーフィルター VAX-30を設置してみた
まずはろ材をセットしてきます。
本体の丸みを帯びた方には物理濾過用のフィルターをセット。
角張った方には生物濾過用のろ材をセット。


見た目こんな感じ。



ろ材は水ですすいでから投入


ホース等接続するとこんな感じになります。
水中に入ってるのが水中ポンプと吸い込み口だけなので、25cmキューブ水槽でも底面を広く使えます。


ちなみにこの商品にはストレーナー用のスポンジが付いてません。
取り外した外掛けフィルターに付いていたスポンジが上手いことハマったので流用しました。
使ってみての感想
設置したばかりということや、生体はまだ投入していないので、濾過能力や耐久性はこれからという感じです。
しかし、予想以上に静か。
ほぼ排出口から水が落ちる後のみに感じます。
エアーポンプのほうがよっぽどうるさいと感じるくらい。
生体追加後の状況は追って追加したいと思います。
ではではまたー(°▽°)
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