用土はふるいにかけてから使ったほうがいいワケ

植物を育てる土にはたくさん種類があります。

※用土の一部の例としてこちらもどうぞ。

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その土、購入した袋からそのまま鉢に入れてませんか?

用土は植物を植える前にふるいにかけたほうがいいんです。

ここでは用土をふるいにかけるメリットについて説明していきます。

目次

用土をふるいにかけるとは?

ふるいにかけるってなんか嫌なイメージがありますよね。

物や人を選び分けて、基準に満たない物を排除する

排除される側はたまったもんじゃない

とまぁそれは置いておいて、用土をふるいにかけるとはこんなの↓を使って必要なサイズの粒を取捨選択していく作業のことです。

お菓子作りをする方なら同じような粉ふるいってありますよね。

お菓子作りの時は粒度の小さい粉を炙り出してくワケですが、用土の場合は大きく2通りの意味があります。

ふるいにかける意味

ゴミや石を取り除く

目で見れば取り除けるだろ、というのもありますが、量が多くなるとめんどくさいのでふるいにかけた方が楽だったりします。

市販の用土だと石が入ってることはほとんどないんですが、木のかけらというか取り除けなかった枝みたいなのが混入していることがしばしばあります。

赤玉土だとだいたい入ってます。

木を鉢に入れてもいいことないです。

いいことないどころか邪魔者なのでふるいにかけて取り除いてあげましょう。

とはいえ観葉植物を育てるくらいの土の量なら目で見て取り除くでも十分。

微塵を取り除く

ゴミや石を取り除くような大きな異物を取り除くのとは逆に、粒度が小さ過ぎる土を取り除くもの。

ここでいう粒度が小さ過ぎるとは粉みたいな土のことで、微塵と言います。

微塵ってミジンコの語源らしいです

それなりの粒の大きさの用土を購入しても、袋の中で粒が崩れて微塵が袋に溜まってます。

このまま袋から鉢に投入してしまうとこの微塵まで一緒に鉢に投下してしまうことに。

左が用土の工夫をしてかつ微塵を取り除いた用土のイメージ。

右は微塵を取り除かなかった時のイメージ。

どう考えても右は水捌けは悪そうですよね。

それに通気性も悪い。

コーデックスや多肉植物を育てるなら水捌けは大事なので必ず微塵抜きはしておきましょう。

ふるいにかける個人的に思うその他のメリット

ふるいで使う網って網目の大きさが異なるのがセットになってることが多いです。

記事上部に挙げたふるいもセットになってます。

網目の大きさが違うということは当然取捨選択できる粒のサイズが異なるワケです。

よく使う赤玉土を普段ふるいにかける際、

  1. 大〜中目の網目で大きい粒だけふるい分け
  2. 大きい粒が取り除かれた土をさらに細目の網目でふるい分け(微塵抜き)

の2段階でふるいにかけてます。

1の粒は他の用土と混ぜてベースの用土にします。

そして2でふるい分けた細かい赤玉土がこれ。

これはこんな感じ↓でベースの用土の上に敷き詰めるのに使ってます。

こうすると次のようなメリットが。

  • 色が均一になるのでなんかキレイ
  • 表面の乾き具合がわかりやすくなる
  • 種まきの時に種子が流れづらい

あくまでも個人的に思うメリットですが、最近使う用土はこれに落ち着いてます。

まとめ

ふるい分けは何気に手間のかかる作業です。

でも普段のストレスかかる生活を忘れて黙々とふるい分けして、キレイに用土がサイズごとに分けられると言い表せられぬ達成感がありますよ(笑)

「終わったー!」じゃなくて「ふぅ(*´-`)」的な地味な達成感

なによりも水捌けを好む植物を育てるなら微塵抜きはやるべきなので、手間を惜しまないようにしてあげましょう。

ではではまたー(°▽°)

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