ビカクシダの板付、カッコいいですよね(°▽°)
でも板付する時、水苔をどうやって固定しますか?
麻紐で結んだり、ビニール紐で結んだり、色々方法はありますが、一番使われているのはテグスかと。
でも何気にテグスって結びづらくないですか?
解けたらどうしよう…。
そんな時に便利な道具を紹介します。
そもそもテグスとは
本来テグスとは天蚕糸と書きます。
その漢字の通り、天蚕の繭から取られる糸のこと。
しかし現在ではナイロンなどの化学繊維で作られた糸のことを指し、釣り糸やハンドメイドで使われたりします。
釣り糸のことをテグスと呼んだりする場合もありますが釣り糸って大きく分けて3種類あるんです。
- ナイロンライン
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その名の通りナイロン製のライン。
スレに強く伸縮性がある。
安価。
- PEライン
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ポリエチレン製のライン。
太さあたりの引っ張り強度が3種類の中で最も強い。
伸縮性はなく、感度重視のルアーフィッシングに向いてます。
スレには弱い。
- フロロカーボン
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いろいろな面で3種類のちょうど真ん中くらいの性能。
適度に伸縮性、スレへの強さを持つので、岩場の釣り糸で使ったり、PEラインのリーダーとして使用。

なんの話だ!!
そうです。
自他共に認める相当な釣り好きです。
とはいえ、ここではビカクシダを固定するためのテグスとはナイロンラインのことを指すことにします。
ビカクシダを板付する時のテグスの問題点
ビカクシダを板付する方法はたくさんのブログなどでいろいろな方法が紹介されていますので、自分に合ったやり方を見つけましょう。
でもどのサイトでも一番気になる?テグスの結び方って具体的に書かれてなかったりします。
かくいう僕も釣り好きを生かして適当に結んでます。(適当と言ってもちゃんと考えて締め込んでますよ)


テグスってツルツルしてるので、普通の糸よりも摩擦係数が低い上にコシがあるのでカンタンに縛ると緩んできます。
立て掛けた瞬間にボトッ…。
なんて泣きそうになるどころか泣いちゃいます(´;Д;`)
釣り道具をビカクシダの板付に活用してみる
テクズをしっかり結ぶのはもちろんですが、結び目の強度を上げるために釣り道具が活用できます。
バークレイのミニホットワイヤーラインカッター。
なんだと思いますか?
電熱線を利用してラインをカットするためのカッターです。
熱でカットすると何がいいかというと、断面がほつれたりするのを防ぐことができたり、断面を鈍角にすることができます。


めちゃめちゃボヤけてますが、電熱線が先端についており、通電すると熱くなります。
これでカットするのではなく、ラインの切れ端の先端を熱すると…。


コブになります。(周り汚い…)
テグスを結んだ後でこのようにコブにしておくと、引っ掛かりになり、結び目が不意にすっぽ抜けることを避けることができます(°▽°)



真鯛かかった時にラインの結び目がすっぽ抜けた時なんて…もう泣きます
釣りでは炙ってコブを作ったりすることもありますが、船上などは特に風を遮れないのでライターが使えない時に便利なこのカッター。
至近距離にビカクシダがいる中でライター使うのも怖いですよね(゚o゚;;
このカッターなら電熱線付近しか熱くならないので安心して使用することができます。
まとめ
ビカクシダのお世話にまさかの釣り道具を使ってます。
きっとメーカーさんはビカクシダのために商品使われてるなんて思いもしないでしょう。



バークレイってメジャーなメーカーさんなんですよ。
よくワームを使わせてもらってます。
メーカー推奨の使い方とか、想定外の使用をしないで、という意見もあるかと思います。
…が、事故さえ起こさないように使えるものはうまく活用するスタンスで、楽しく植物のお世話をしましょう(°▽°)
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