ビカクシダ・ペガサス胞子培養記録#1

ビカクシダ・ペガサス(Platycerium Pegasus)胞子培養記録。

P. Pegususは P. Diversifolium x P. Willinckiiの交配品種。

ビカクシダの園芸品種って、P. Diversifoliumが関わってるのが多いのは気のせいでしょうか?

単に個人的な好みで気になるのがそうなだけかも

P. DiversifoliumもP.Bifurcatum x P.Hilliiの交配品種。

いくらP.Pegasusの胞子とはいえ、個体差や育成環境にもよって姿形に個性が出るので、どんな姿になるのかワクワクです(°▽°)

そういうのも実生や胞子培養の魅力。

まだ2ヶ月の状態です。

目次

ペガサス胞子培養開始(2022/04/09)

胞子の写真はありません。

だって胞子…品種によって違いがないもので…。

種子みたいな見た目の違いはありません。

容器は使い捨ての丸カップを使っています。

透明度も高く、何より扱いやすい。

そして用土にはピートバン。

ピートバンは別の耐熱の容器で戻します。

熱湯で戻してるんですが、少しずつ様子を見ながらお湯を吸わなくなる程度まで戻していきます。

熱湯をかけ過ぎると、戻した用土を絞らなくてはならなくてちと手間

十分に冷めてから、カップに用土を敷き詰めます。

ちなみに2個のカップに分けて、片方には用土表面に気持程度のバーミキュライトを少々。

そこに胞子を固まり過ぎない程度に蒔くんですが、綿棒使うと便利です。

胞子を蒔く際に筆を使うといいというようなことを見かけますが、綿棒、結構捗ります

ペガサス23日目(2022/05/02)

胞子を蒔いてから一切カップの蓋は開けてません。

カビも発生せずに1ヶ月経過した頃、うっすらと変化が。

ビカクシダ・ペガサス胞子培養

バーミキュライトをまぶしたカップも若干の変化が。

蓋に付いた水滴で見づらい(゚o゚;;

ビカクシダ・ペガサス胞子培養

こうしてみるとカップって結構密閉度高いんですよね。

ペガサス39日目(2022/05/18)

少しずつ緑が増えてきました。

なんとなく前葉体っぽく見えるくらいにサイズアップした部分も。

ビカクシダ・ペガサス胞子培養

表面バーミキュライト組も少しずつ緑が増加。

薄くバーミキュライト敷いたくらいじゃ、バーミキュライトあってもなくても同じです(^◇^;)

ビカクシダ・ペガサス胞子培養

ペガサス57日目(2022/06/05)

胞子培養開始から約2ヶ月。

ずいぶんと成長しました。

成長したといってもまだまだ前葉体。

当分蓋は外しません。

ビカクシダ・ペガサス胞子培養

ずいぶんと生えてる場所にムラがあります。

胞子って薄く蒔くと見えなくなるのでどうしてもムラができちゃいます。

そういった面ではバーミキュライトだけの方が可視性は高いです。

ビカクシダ・ペガサス胞子培養

ペガサス胞子培養から2ヶ月まとめ

  • 1ヶ月程度で発芽
  • 26℃±3で管理

無事に胞子は反応してくれて、前葉体がスクスクと成長中。

蒔きムラは多いんですが、これだけ前葉体があれば、少しは胞子体も発生してきてくれるんではないでしょうか(°▽°)

ちなみにライトは中華製の水槽用LEDライト。

光量も弱いんですが、このくらいの前葉体には十分なようです。

塊根植物と違い、成長は相当遅いので気長に待つしかないですね。

ではではまたー(°▽°)

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