ここではこれから実生にチャレンジしてみようかなと思った方に向けて、最低限用意しておくべきものについて挙げていきたいと思います。
あ、こんなのも…と気づいた時に随時更新していきます
用意する「もの」
鉢・プランターもしくはそれに代わる容器
当然ですが、実生をするための鉢が必要です、
とはいえ、極端に成長が早いものでなければ最初から高価なものだったり大きなものを用意する必要はありません。
- 温めたいなら黒い鉢
- どうせ植え替えが必要なので安いものを
- 腰水するならスリットがあるものを
実生時に使用するのはこれらを満たしたものなら正直なところなんでもいいです。
安さだけを考えるなら100均のタッパーでも十分いけます
一番使いやすいと考えているのはプレステラ。
扱いやすさ、コスパ共に優秀な商品。
スリットもしっかり入っているので、水をやり過ぎてしまっても切りやすい。
実際には容器はなんでもいいんですが、自分の気持ちが上がるやつを選びましょう。
実生用の土
土がなければ発芽はさせられても育ちません。
必ず土は用意しましょう。
用意しない人はいないと思いますけど
実生に使う土は正直そこまでシビアにならなくてもいいです。
成長してからは乾燥気味がお好みの植物でも、高湿度がお好みの植物でも、同じ土で発芽はします。
サカタのタネから発売されているジフィーセブンが小分けになっているので扱いやすいです。
ただし実生して数ヶ月もすると、成長した株と同じような環境を求めるようになります。
乾燥好きな植物に水持ちが良過ぎる用土を使っていると悪影響なので、早い段階で植え替えをするハメになってしまうことになります。
十分に成長していない状態で植え替えをするとロストする確率が上がってしまいます。
実生時からある程度その植物に適した用土を使っておくことで、すぐに植え替えなくてもよくなりますので、育てたい植物の特性を十分調べた上で用土を選択するといいです。
温度計
温度計は絶対あった方がいいです。
なんなら鉢の隣に置いておくくらいの気持ちで。
とはいえ普通の温度計を置いておいてもずーっと見てるわけにはいかないので、気温の推移を記録できるまのが理想。
それが難しければ、一番気温が下がりそうな時間、一番高くなりそうな時間に一度確認しておくことをオススメします。
園芸用の薬品はなくても可
当サイトでも種子を用土に蒔く前には発芽率アップを目的としたメネデールを使ったり、カビ対策にダコニールを使ったりしています。
もちろんあった方がいいと思います。
思いますが…なきゃいけないわけでもないです(笑)
ここら辺はお好みで用意しましょう。
用意する「こと」
最後までお世話をする気持ち
植物だって生き物です。
頑張っても発芽しなかった種子はやむを得ませんが、育てて途中で投げ出すようなことはやめましょう。
特に日本に自生しない植物をそこらへんに投棄するのは絶対にやめましょう。
実生すると特に愛着が湧くので、そんなことをする人はいないと思いますが、気持ちは大事。
種子を蒔くのに適した時期の調査(気温・湿度)
とても大事なことです。
植物の種子は小さかろうが周囲の気温や水分量、光を感じ取って発芽します。
植物によっては発芽に高温が必要だったり、逆に低温でないと発芽しなかったり、それぞれ個性があります。
適当に真冬に蒔いても発芽しません。
最低限夏型なのか冬型なのかを調べた上で蒔くようにしましょう。
真冬でも加温すれば発芽はできます
まとめ
観葉植物を家に置いている人は多いと思いますが、種子から育ててる人は世の中にどれくらいいるんでしょう。
見応えのあるくらいまで成長した株を購入するほうが手っ取り早いですし、枯れさせてしまうことも少ないです。
しかし!
実生すると愛着が湧くんです(*´-`)
あんなに小さかったのに…なんて微笑むことになるでしょう( ´ ▽ ` )
何でもかんでも種子から育てればいいというものではありませんが、お気に入りの植物があったら、実生にチャレンジしてみるのも楽しいですよ。
マイナーな植物の実生はなかなか情報がなく、手探りでチャレンジする必要があります。
うまくいった暁にはそれを公開して頂きたい。
実生が流行れば情報もたくさん公開されてみんなハッピー( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
実生が流行ることを祈って…ではではまたー(°▽°)
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