園芸ラベルを作成する際はラベルライター(ラベルプリンター)で作った方が効率的です。
そして自分の字に自信がなくてもキレイに作ることができます(^◇^;)
ここではオススメのラベルライターを紹介していきたいと思います(°▽°)
園芸ラベルってどんなのがある?
園芸ラベルは植物の名称などを書いておくものです。
植物屋さんに行くとよく鉢に刺さってますね。
↓こんなの。
T型のラベルもあります。
板に着生させるような植物には吊り下げタイプも。
園芸ラベルなんてカッコ悪くない?
植物を育てていると、どんどん鉢が増えていきます。
実生の時なんて、最初は一つの鉢で収まっていたのが成長すると一気に数鉢に分けなきゃならず…。
名前を鉢につけないでいるとどんどん訳が分からなくなりますよ。
ある程度成長すると特徴が出てくるのでまだしも、実生直後のアガベなんて見分けがつきません。
一度に複数の種類のアガベを蒔いたら…。
どれがどのアガベなのか絶対分からなくなります(笑)
それに気に入った植物は同じ種類でも増やしたくなるもの。種子を蒔いた時期でも分かるようにしておくと、後から眺めた時に何やら微笑ましくなります(*´-`)
園芸ラベルを付けているとカッコ悪さはあるかもしれません。
目立たない鉢の後ろ側にラベルライターで作ったシールだけ貼っておくのもアリ
数鉢くらいの管理なら園芸ラベルを使う必要もないでしょう。
しかし、たくさんの鉢を管理するならラベルは必要です。
(鉢ごとにラベルをつけてもいいですし、同じ種類や播種のタイミングの鉢たちを一つのケースにまとめてケースにラベルをつけてもいいと思います)
手書きのラベルだとカッコ良くない
園芸ラベルは白紙です。
自分の必要な情報を書き込むことで要を成します。
ただ字に自信がないとちょっと恥ずかしい上に、油性ペンで書き込んだりすると書き間違えた時に取り返しがつきません(^◇^;)
そこでラベルライターを使いましょう。
デザインセンスは改善されませんが、少なくとも字の汚さや誤字に悩まされることが無くなります。
こんな感じで文字数多くてもキレイに作れます。
ラベルライターの選び方
入力方式で選ぶ
数年前まではラベルライター自体にキーボードが付いていて内蔵の液晶に向かってせっせと文字を打ち込むか、パソコンと接続して文字を入力するのが主流でした。
今はBluetoothでスマホと接続して、スマホにインストールしたデザインを作って印刷するものが圧倒的に便利。
アプリ内に印刷データを残しておいて、後でラベルを量産するなんてことも簡単にできます。
電源で選ぶ
ラベルライターの電源はだいたいは以下いずれか。
- ACアダプター
- 乾電池
乾電池式は交換が必要になりますが、どこでも持って歩けるのがとても便利(°▽°)
園芸ラベル作る時って植物の横で作業したりすることが多いので、コンセント気にしなくていいのはポイント高いです。
印刷方式で選ぶ
メーカー独自の印刷方式もありますが、主に以下の2つ。
- 感熱式
- 熱転写式
ただ家庭用のラベルライターは熱転写式が多いのであまり気にしなくても(^◇^;)
対応するラベルの幅で選ぶ
機種によって印刷できるラベルの最大幅が違います。
園芸ラベルに限って言えば細くてもいいんですが、他でも使う用途があればチェックした方がいいです。
メジャーなメーカーのラベルライターを選ぶ
何気にこれが1番重要かもしれません。
ラベルライターは各社から発売されていますが、その用紙は当然消耗品。
メジャーなメーカーから発売されているものであれば用紙も手に入りやすいです。
ラベルライター本体が安く購入できても、用紙がなかなか売っていなかったり生産中止になってしまうことも。
用紙がなければラベルライターはただオブジェになってしまいます。
スマホから使うオススメのラベルプリンター
Bluetoothでスマホと接続して使うオススメのラベルライターを紹介します。
brother P-TOUCH CUBEシリーズ
brotherから発売されているラベルライターが「P-TOUCH CUBE」。
印刷可能な最大幅が異なる3機種が販売されてます。
専用アプリ「P-touch Design&Print 2」が推奨されていますが、汎用アプリ「Brother iPrint&Label」のほうが使いやすいです。
スマホとの通信はBluetooth接続なのでお手軽。
PT-P300BT
小型のラベルライターで最大12mmまでしか対応してませんが、園芸ラベルを作るなら充分です。(いつもこれを使ってます)
スマホ対応 | iOS9以上、Android4.1以上 |
Windows | 非対応 |
Mac | 非対応 |
キー入力 | 不可 |
印刷方式 | 熱転写方式 |
対応ラベル幅 | 最大12mm |
最大印刷幅 | 9mm |
AC電源 | 対応(アダプター別売) |
電池 | 対応(単4×6本) |
サイズ | W115mm×D61mm×H115mm |
重さ | 約380g |
PT-P710BT
PT-P300BTよりも印刷可能なラベル幅が倍になります。
園芸ラベル以外の用途にも使う場合はこのくらいのサイズの方がいいかもしれません。
スマホ対応 | iOS10以上、Android4.4以上 |
Windows | Windows 7/8.1/10 |
Mac | macOS 10.14.x、10.15.x、11 |
対応ラベル幅 | 最大24mm |
最大印刷幅 | 18mm |
AC電源 | USB(アダプター別売) |
電池 | Li-ion充電池 |
サイズ | W128mm×D67mm×H128mm |
重さ | 約640g |
※PT-P300BTと違う部分のみ記載。
PT-P910BT
PT-P710BTよりもさらに印刷可能な最大幅が大きくなったタイプ。
さすがに36mmテープを使うことはあまりないのですが…(^◇^;)
スマホ対応 | iOS12以上、Android5以上 |
Windows | Windows 7/8.1/10 |
Mac | macOS 10.14.x、10.15.x、11 |
対応ラベル幅 | 最大36mm |
最大印刷幅 | 32mm |
AC電源 | USB(アダプター別売) |
電池 | Li-ion充電池 |
サイズ | W138mm×D94mm×H138mm |
重さ | 約1,170g |
※PT-P300BTと違う部分のみ記載。
KINGJIM「テプラ」シリーズ
キングジムから発売されているラベルライターが「テプラ」。
こちらはスマホからの利用で考えると2機種。
「テプラ」Lite LR30
お手軽版。
対応するラベル幅は大きいんですが、印刷幅がラベルに対してこじんまりしてます。
スマホ対応 | iOS以上、Android以上 |
Windows | 非対応 |
Mac | 非対応 |
キー入力 | 不可 |
印刷方式 | 感熱式 |
対応ラベル幅 | 最大15mm |
最大印刷幅 | 9mm |
AC電源 | 対応(アダプター別売) |
電池 | 対応(単4×4本) |
サイズ | W71mm×D46mm×H76mm |
重さ | 約132g |
「テプラ」PRO “MARK”
「テプラ」Liteの上位版で、位置付け的にはBrother PT-P710BTの対抗馬。
予算が許せばこのクラスが汎用性があります。
スマホ対応 | iOS、Android |
Windows | 非対応 |
Mac | 非対応 |
キー入力 | 不可 |
印刷方式 | 熱転写PRO印刷方式 |
対応ラベル幅 | 最大24mm |
最大印刷幅 | 18.1mm |
AC電源 | 対応(アダプター別売) |
電池 | 対応(単3×6本) |
サイズ | W55mm×D133mm×H146mm |
重さ | 約470g |
CASIO
CASIOからは、定番シリーズの「ネームランド」のほかに、エコを売りにした「ラテコ」も発売されています。
どちらもスマホとの通信は無線LAN接続なので、Bluetooth接続よりは少しお手軽さが?という感じがしますが、一度設定さえすれば気になりません。
ラテコ EC-P10
スマホだけでなくパソコンからも接続できるタイプ。
ネームランドとの違いは、ラベルカードリッジが芯だけ交換するタイプであることと、ラベル印刷した際の前後の余白が少なくできること。
スマホ対応 | iOS、Android(無線LAN接続) |
Windows | 対応 |
Mac | 対応 |
キー入力 | 不可 |
印刷方式 | 熱転写方式 |
対応ラベル幅 | 最大24mm |
最大印刷幅 | 18mm |
AC電源 | 対応(アダプター同梱) |
電池 | 非対応 |
サイズ | W66mm×D191mm×H146mm |
重さ | 約690g |
ネームランド KL-E300
パソコンとも接続できるタイプ。
スマホ対応 | iOS、Android(無線LAN接続) |
Windows | 対応 |
Mac | 対応 |
キー入力 | 不可 |
印刷方式 | 熱転写方式 |
対応ラベル幅 | 最大24mm |
最大印刷幅 | 18mm |
AC電源 | 対応(アダプター同梱) |
電池 | 非対応 |
サイズ | W131.7mm×D136mm×H61mm |
重さ | 約495g |
ネームランド KL-SP10
スマホのと接続だけ可能なタイプ。
スマホ対応 | iOS、Android(無線LAN接続) |
Windows | 非対応 |
Mac | 非対応 |
キー入力 | 不可 |
印刷方式 | 熱転写方式 |
対応ラベル幅 | 最大18mm |
最大印刷幅 | 12mm |
AC電源 | 対応(アダプター同梱) |
電池 | 単3×6本 |
サイズ | W57mm×D154mm×H137.5mm |
重さ | 約425g |
まとめ
ラベルライターのトップメーカーの商品について並べてみました。
各メーカーとも、他社を意識してか同じような仕様のラインナップになっていますので、どれを選んでも大差無いのが実情です(^◇^;)
お住まいの地域にあるホームセンターなどで替えのラベルカードリッジが手に入りやすいかで選ぶとよいでしょう。
メーカーの好みで選んでもいいかと思います。
でも、園芸ラベルはせっかくならラベルライターを使ってキレイに仕上げたいですよね(°▽°)
それにラベルライターを1台持っておけば、園芸ラベルを作る以外にも小物の仕分けボックスやお子さんの持ち物に貼る名前シールなども楽にキレイに作ることができます。
場所も取らないですし、持っておくことをオススメです(°▽°)
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