ブルセラ・ミクロフィラ(Bursera microphylla)の実生記録。
播種からおよそ3ヶ月。
播種(2021/05/11)
ミクロフィラの種子を6粒蒔いてみます。
種!って感じの形してます。
一晩メネデールに浸けて、用土表面に蒔いてみました。
4日目(2021/05/15)
湿度を保つように蓋付きのケースで腰水していたのですがカビました(´;Д;`)
ふわふわふわと…。
種子自体は侵食されていなそうに見えたので、ダコニールをスプレー噴射。
カビたものとは別の種子は動き出しました。まだこの種子だけですが、うまく双葉を展開して欲しいものです(°▽°)
7日目(2021/05/18)
見づらいんですが、右上の株が発芽を始めた株。緑くない(^◇^;)
左上の種子は前回ふわふわとカビた種子。表面が怪しいことになっています…。
8日目(2021/05/19)
ひょろひょろと伸び始めましたが、立ち上がれずに隣の鉢に侵食を始めました(゚o゚;;
そして右下の種子も動き始めましたが…。
10日目(2021/05/21)
用土の色と同化して見づらいんですが…急に体を起こして伸び始めました(゚o゚;;
それにしても不思議な葉っぱです。なにやらポテンシャルを感じます。
でも大人の株とは雰囲気が違う葉っぱですね。
右下の株はすでに萎れそう…。
13日目(2021/05/24)
ずいぶんと暴れ回っています(゚o゚;;
ここまで手直しなどしていないのにグングン向きが変わります。
右下の株も色が良くなってきましたが、根が潜れてません。でも今の状態で根を触るのはやはり気が引けます…。
18日目(2021/05/29)
またしてもやらかしてしまった感が否めません。
用土はアオミドロに覆われ根は潜れず…どうしても…発芽してない種子に期待を持ってしまうんです…。
蓋付きケース管理は見直しましょう…。というよりも蓋付きケース管理自体は悪くなく、植物によっては向いてないものがあるので気を付けましょうが正しいですね。
※ここら辺の話はこちらへ。
25日目(2021/06/05)
あれこれ悩んでいると日ばかりがどんどん過ぎていきます。
成長する子株は待ってはくれないんです。
しかしこの時点では色々都合がありまして、対策を取らずにいました…(´;Д;`)
ちゃんと手をかけて対策しなきゃ植物は育ちません…。
ということで、ここから蓋付きケースは卒業し、腰水のみで回復を待つこととしました。
未発芽の種子もアオミドロに覆われて、ここからの発芽の可能性は0に等しいでしょう…。
69日目(2021/07/19)
1ヶ月間常湿環境で腰水をし、触れぬよう根を刺激せぬよう、良くいえば養生、悪くいえば放置をしていました。
その結果?最初に発芽した1株はなんとか持ち直してくれました(´;Д;`) 植物の生命力はスゴいです。
残念ながらもう1株はロストしてしまいましたが…。
76日目(2021/07/26)
苗が安定してきたこともあり、用土が悪くなってきたこともあり、植え替えをしました。
少し木質化もしてきています。
新たな鉢はこじんまりとしていますが、用土は水捌け抜群の混合用土。
これまで水分過多にしてしまっていた謝罪の意味も込めて、丁寧に植え替えさせて頂きました(´;Д;`)
97日目(2021/08/16)
植え替え後は順調です(°▽°)
規則正しく可愛らしい葉をたくさん付けてます。
茎もいい感じで緑さがないです。(元からないけど)
102日目(2021/08/21)
たくさん葉を展開してきました。
過酷な環境にしてしまったのに、ここまで大きくなってくれると感無量です。
でもとても良い形の葉をしています(°▽°)
でっかい葉っぱより、やっぱりこのサイズはものすごく好みです(*´ー`*)
播種から3ヶ月まとめ
- 発芽率33%(2/6)
- 生存率17%(1/6)
- ラップでの発芽管理の方が向いてそう
懲りずに蓋付きケースで失敗をしてしまいましたが、なんとか1株は成長しています。
やはり植物の種類に応じた早い判断は大切…。
この株は大切に育てていきますが、とても好みの葉っぱしてるので改めて実生チャレンジしたい子です(°▽°)
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