アガベ・ユタエンシス・エボリスピナ(Agave utahensis ver. eborispina)の実生記録。
播種からおよそ2ヶ月。
ユタエンシスの変種で、チタノタやオテロイ同様、棘が特徴的なアガベ。
特徴出るまで何年かかるか…(^◇^;)
エボリスピナ播種(2021/07/12)
種子は6粒入手。
見た目は他のアガベと変わりありません。
一晩メネデールに漬けて、用土表面に蒔きました。
蒔いたと言うより置きました
蓋付きのケースで腰水管理開始です。
エボリスピナ5日目(2021/07/17)
5日経ってようやく動きがありました。
3粒ほど発芽してます。
まだ芽よりも根毛のほうが多く見えますね(笑)
エボリスピナ8日目(2021/07/20)
発芽した3粒は頑張って頭を持ち上げました。
残り3粒は動きなし…(゚o゚;;
発芽率50%は物足りない…。
エボリスピナ10日目(2021/07/22)
10日目にして残る3粒も発芽してきました。
完全にバラバラ発芽するのなら個体差とも思うんですが、3粒ずつセットで発芽しました。何か理由があるんでしょうか??
気温的な特徴もなく謎です…。
エボリスピナ13日目(2021/07/25)
差はあれど、6粒すべてしっかり子葉が伸びてきました。
伸び過ぎな感を出してるのもありますが…(^◇^;)
エボリスピナ22日目(2021/08/03)
今回試しに蓋付きのケースはもう卒業してみました。
用土表面に置いただけの種子は乾燥しやすくなってしまうため、湿度を保つために蓋付きにしていたのであって、発芽してしまえば不要と判断したからです。
ただしっかり根が潜ってからにしてみました(^◇^;)
これからは常湿での腰水管理をしていきます。
エボリスピナ29日目(2021/08/10)
本葉が成長してきました。
なんだか子葉が枯れ始めるのが早い気もしますが…。
成長の速度はまちまち。
エボリスピナ38日目(2021/08/19)
ずいぶんと本葉がしっかりとしてきましたが、右下の株がどうも怪しい雰囲気です…(´;Д;`)
このまま消えてしまうんじゃないかと思うほど子葉の枯れが早い…。
他の株に比べて本葉の成長も芳しくないように見えます…。
とはいえ様子を見守るしかないです。
エボリスピナ51日目(2021/09/01)
各株とも思い思いに成長していった結果、6株しかないんですが互いに干渉し始めました(^◇^;)
ちょっと右下の株は怪しいのですが、腰水もやめ、植え替えてスペーシングしようかと思います。
ほかのアガベを育てても思うのですが、ある程度成長すると通気性や排水性のいい用土の方が成長がいい気がしますし。
やっぱり自生地に近い環境の方が都合が良いのでしょう。
エボリスピナ55日目(2021/09/04)
ということで植え替えてます(笑)
植え替えはリスキーな分、うまくいった時は成長にいい影響も出ます。
何事もなければいいのですが…。
エボリスピナ62日目(2021/09/11)
植え替えから約1週間。
水やりも用土が乾いてからにしていますが、今のところ枯れそうな株はありません。
もともと怪しかった株(一番左下)もとりあえずは保てているようです。
エボリスピナ73日目(2021/09/22)
時間を空けて様子を見ていましたが、なんとか全部無事でした(^◇^;)
無事なばかりか、全員少しずつですが成長できてそうです。
心配していた左下の株もなんとか本葉が増えてます。
エボリスピナ播種から2ヶ月まとめ
- 発芽率100%(6/6)
- 生存率100%(6/6)
- 発芽すれば密閉は不要
- 本葉が展開すれば腰水は不要
種子にはよりますが、アガベも比較的発芽率がいいです。
それに他の種もですが、アガベはけっこう丈夫。
もちろん寒さには気をつけなきゃいけませんが、灌木系よりはいいかな…(^◇^;)
早くトゲトゲのかっちょいい姿を拝みたいものです(°▽°)
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