テラリウムやパルダリウムなんかで今や苔は人気者。
確かに綺麗に整った苔は見ているだけで癒されます。
が、屋外に蔓延ってくる苔はデメリットが多く、いくら植物好きとはいえ看過できないものです。
屋外に発生する苔のデメリット
苔はどこからともなく胞子が飛んできて、居心地良ければその場で繁殖を始めます。
どこでも繁殖してしまうこと自体がデメリットですが、他にもデメリットが。
- 見た目が良くない
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苔のお陰で趣きが出るならまだしも、乱雑に繁殖した苔は景観を損ないます。
- 濡れると滑りやすくなる
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苔は濡れると滑りやすくなってしまいます。
苔に足元を掬われないように…。
- 湿気が溜まる
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苔自体湿気がある場所に繁殖しますが、苔が生えていることにより、さらに湿気が溜まることに。
湿度高いと建材に悪影響が。
- 害虫の格好の住処に
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湿気が溜まることで、害虫が過ごしやすい環境が生まれてしまいます。
そのせいで育ててる植物までにも影響したら…。
苔の除去方法
苔による悪影響が出る前に、必要以上に苔を繁殖させないようにしましょう。
とはいえ苔には普通の除草剤は効果がありません。
苔には苔用の対策をしましょう。
物理的に苔を除去する
苔用の対策と言いながら、物理的に剥がしてしまうのが1番手っ取り早いです。
苔が発生した範囲が小さいなら手軽かつ効果的。
溝にできてしまった苔は、マイナスドライバーで剥がしたり、高圧洗浄機で一気に剥がしてしまいましょう。
家庭用高圧洗浄機は1台持っていると色々と活用できます。
流木の洗浄とか…(*´-`)
ただ、地下まで茎が伸びてしまうような場所(土の上など)では効果は薄いので注意が必要です。
熱湯で苔を枯らして除去する
頑固な苔といえども熱湯には敵いません。
熱湯をかけると苔は枯れてしまいます。
- Before
- After
数日すると苔が茶色く変色していきます。
この状態になれば枯れていますが消えることはないので、物理的に除去してしまいましょう。
単に物理的に除去するよりも取りこぼしが少なくなります。
苔専用の除去剤を使う
苔には苔の除去剤を使うことで枯らすことができます。
作業時間を考えると1番効率がいい方法です。
しかも根まで効果あり。
しっかり除去したいならば苔用の除去剤を使うのが間違いなしです。
苔除去まとめ
適度に生えた苔はどこか趣きのある風景を作ってくれます。
盆栽にもあえて苔をあしらったりしますしね。
しかし、雑多に生えた苔は多くのデメリットがあります。
苔にお困りの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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