ゲラルダンサス・マクロリザス(Gerrardanthus macrorhizus)は「眠り布袋」という和名が付けられているウリ科の塊根植物。まんまる塊根を形成します。
まんまる塊根は見ていて良いものです(*´Д`*)
播種からおよそ2ヶ月の記録。
眠り布袋の播種(2021/06/11)
なかなか見つけられなかった(売り切ればかり)んですが、たまたま見つけて7粒入手。
1粒鞘から飛び出てしまいましたが、細長い種子です。なんかイカみたい。
このまま丸一日メネデール希釈水にドボンと漬け込みました。
こいつは好光性なのか嫌光性なのかまったく分かりません(笑)
半分くらい埋めてみようかとも思いましたが、とりあえず殻も取らずに全部キレイに並べてみました(°▽°)
眠り布袋3日目(2021/06/14)【発芽】
播種から3日ほどで発芽を確認。
殻を剥がさなくとも、土に埋めなくとも発芽することが確認できました(笑)
殻のひらひらしていない方から発芽するようです。
真上から写真を撮ってしまったので分かりづらいんですが、この時点でもう5mmから10mmくらいの茎が発生。
眠り布袋4日目(2021/06/15)
発芽すると一気に伸びます(゚o゚;;
蓋付きケースで腰水をしていますが、左上の株はこの時点でケースの蓋に到達…。
でもまだ6粒中2粒しか発芽してない。
葉が蓋について、びしょびしょに濡れてしまうと腐ってしまう…いつもやってしまう過ちですが…やはり残り4粒を諦めきれず…(´;Д;`)
眠り布袋9日目(2021/06/20)
蓋付きケースを強行した結果、またやってしまいました。
同じ過ちを繰り返す…
勢いよく伸びた左上の株は葉が萎れ、どんどんと縮退…。
子葉しかない状態で葉が萎れてしまうと、当然のごとく光合成がほぼできなくなる訳で、茎が緑かろうがそれでは足りないのです。
眠り布袋14日目(2021/06/25)
貴重なもう1株も枯らす訳にはいきませんので、ケースから出しました。
その甲斐あってか、無事に本葉を展開してくれました。
子葉とはまったく違う形してます。
播種から2週間。やっぱりウリ科の成長は早い。
眠り布袋19日目(2021/06/30)
生き残った1株はすくすくと成長中です。
葉の色が、白みがかったキレイな感じになってきました(°▽°)
茎もしっかりしてきましたが「塊根」というには程遠く、まだまだ緑色(^◇^;)
眠り布袋34日目(2021/07/15)
さらに半月も経過すると、いつの間にやらツルが伸び放題に(゚o゚;;
ここまでくると腰水もやり過ぎかと思われるため、植え替えることにします。
土から掘り起こしてみると、一本だけ長く根が育っていました。そのほかの根はあまり成長しておらず…うーんです。
あらためて見ると、けっこう茎が太くなってきました(°▽°)
キュウリみたい(笑)
未発芽の5粒は一応別な鉢で腰水にしていますが、おそらく発芽はしないでしょう…。
眠り布袋61日目(2021/08/11)
種子を蒔いてから2ヶ月が経過しました。
葉脈くっきりの色白葉っぱになりました。植物だとキレイですが、人がこんな肌になったらゾンビを彷彿とさせますね(°▽°)
茎も太くなってきています。
直径がだいたい63mmの2.5号鉢の3分の1くらいの太さなので、だいたい15mm程度の太さには成長してきました。
全体を撮ってませんが、ツルがビヨンビヨンに伸びてきてしまったので、ツルはカットしなければいけなそうです。
眠り布袋播種から2ヶ月まとめ
- 発芽率29%(2/7)
- 生存率14%(1/7)
- 成長早い=腰水期間も短くていい
環境が良くなかったのか、鮮度が悪かったのか、元々なのか…発芽率は悪かったです。
それなのに未発芽の種子に淡い期待(発芽して欲しい)を抱いてしまったことが、1株のロストにつながってしまいました(´;ω;`)
残る1株を大事に育てていくことはもちろんですが、実生再チャレンジしたいですね。
さてこれから塊根部分はどうなっていくでしょうか。
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